回覧板を回す時間帯について、以下のような目安があります。
・朝は午前9時から12時
・午後は1時から18時
・夜は20時まで
あまり早朝や夜遅くに回すのは避けたほうが良いでしょう。
特に手渡しが必要でない場合は、回覧板をポストに入れるか玄関の郵便受けに置いておくのが安全策です。
手渡しする際は、インターホンを何度も押さずに、一度押して少し待つと良いでしょう。
相手に不快感を与えないためです。
相手が出てきたら、次回の回覧板を持っていく理想の時間帯を尋ねておくのも一案です。
夜の回覧板は要注意!時間帯とマナーを守ろう
夜間は静かな時間ですので、できるだけトラブルを避け、静かに済ませることが重要です。以下のポイントに気を付けましょう。
適切な時間帯を考える
もし自分が夜に来られると困る時間帯があるなら、それは相手も同じかもしれません。
自分の生活リズムと照らし合わせて、どの時間帯までに回覧板を届ければ良いかを考えると良いでしょう。
その方が自分も気持ち的に楽かもしれません。
相手の生活リズムを考慮する
共働きの家庭が増えているため、訪問する時間帯によっては相手がまだ帰宅していないこともあります。
また、家の明かりがついていても疲れていて受け取る気力がない場合もあります。
そのような時には、「お疲れのところすみません」といった一言を添えると良いでしょう。
ご近所付き合いを円滑にするためにも、相手に良い印象を与えることが大切です。
最適な時間帯を聞いてみる
回覧板を回す順番は決まっていますので、次に渡す相手に適した時間帯を聞いておくと良いでしょう。
最初は迷惑をかけてしまうかもしれませんが、次回からはスムーズに受け渡しができるようになります。
もし相手が不在がちなら、新聞をポストから取るタイミングを利用するなどの工夫も考えられます。
地域ごとの生活リズムを理解する
例えば農村地域では、夜は早く寝て朝は早く起きる生活リズムが一般的です。
このように、住んでいる地域の特性に合わせて回覧板を渡す時間を考える必要があります。
新しい土地に引っ越してきた場合や、これまで住んでいた場所と異なる地域に住むことになった場合は、その土地の生活リズムを把握しておくことが大切です。
朝早くの回覧板配布は大丈夫?気をつけたいポイント!
夜の配布を逃してしまい、朝に回覧板を渡さなければならないこともあるでしょう。
渡す期日が迫っていると、つい焦ってしまうことも。
そんな時でも心に留めておきたいポイントを2つご紹介します。
朝の忙しさに配慮する
子供がいる家庭では、学校の準備やお弁当作り、洗濯や掃除など、朝は特に忙しい時間帯です。
あなた自身も忙しい中で回覧板を届けようとするので、相手がすぐに対応できないとイライラしてしまうかもしれません。
しかし、相手も同様に忙しいことを理解し、心に余裕を持ちましょう。
焦りや急かしている態度が表情に出てしまうと、回覧板を渡す際に相手に不快感を与えることになります。
これが原因で、次回以降の受け渡しがスムーズにいかなくなる可能性もあるため、冷静さを保つことが大切です。
ゴミ出しのタイミングを活用する
ゴミ出しの時間に相手と出くわした場合、その後で回覧板を渡しても良いか確認するチャンスです。
ゴミ出し後に渡す方がスムーズにいくかもしれません。
しかし、ゴミ出し中に鉢合わせるのは少し気まずいものです。
ゴミは生活の一部を示すため、相手にとっては少しプライベートな部分を見られているように感じることがあります。
そのため、ゴミ出しが終わった後に改めて渡す方が無難です。
まとめ
生活習慣の多様化や共働き世帯の増加により、マンションやアパートでは回覧板を手渡しする機会が減り、ポストに入れるか玄関先に置いておくのが一般的になってきました。
近所付き合いの手間を省ける一方で、回覧板には地域のイベント参加などの重要な情報が含まれていることが多いため、やはり手渡しの方が良い場合もあります。